有田二次医療圏

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有田二次医療圏

有田市/有田郡湯浅町/有田郡広川町/有田郡有田川町

有田二次医療圏の地域に関するコメント

有田保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約35.14%となっています。和歌山県全体の人口減少率が約28.6%であり、和歌山県の中で3番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、和歌山県の平均の減少率約8.01%に対して、減少率約12.99%となっており、和歌山県で3番目に老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約3,000人減少が予想されており、6番目に減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約27.8%減少する予想となっており、循環器系の疾患と消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

有田二次医療圏の人口推移(人)

有田二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

有田二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は和歌山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 4,862 4,694 4,512 4,302 4,036 3,783 3,512
増加率 100.0% 96.5% 92.8% 88.5% 83.0% 77.8% 72.2%

有田二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は和歌山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 4,862 4,302 3,512 88.5% 72.2% -560 -1,350
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 77 65 50 85.3% 65.7% -11 -26
Ⅱ 新生物 181 165 137 91.2% 75.7% -16 -44
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 7 5 4 64.5% 49.2% -3 -4
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 361 329 268 90.9% 74.2% -33 -93
糖尿病(再掲) 190 176 147 92.8% 77.3% -14 -43
Ⅴ 精神及び行動の障害 136 108 81 79.2% 59.8% -28 -55
Ⅵ 神経系の疾患 112 111 97 99.0% 85.9% -1 -16
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 282 254 205 90.0% 72.8% -28 -77
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 38 28 22 75.5% 59.1% -9 -15
Ⅸ 循環器系の疾患 840 813 698 96.8% 83.1% -27 -142
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 154 158 140 102.3% 90.5% 4 -15
脳血管疾患(再掲) 97 96 84 99.6% 86.5% 0 -13
Ⅹ 呼吸器系の疾患 348 275 217 79.1% 62.4% -73 -131
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 871 732 581 84.1% 66.8% -139 -289
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 137 111 88 81.3% 64.2% -26 -49
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 587 559 468 95.3% 79.7% -28 -119
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 108 91 73 84.6% 67.6% -17 -35
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 8 6 4 75.8% 53.0% -2 -4
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 8 6 5 80.4% 67.9% -1 -2
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 287 243 198 85.0% 68.9% -43 -89
骨折(再掲) 87 80 65 91.7% 74.9% -7 -22
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 475 399 316 83.9% 66.4% -76 -160

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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