新川二次医療圏

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新川二次医療圏

魚津市/黒部市/下新川郡入善町/下新川郡朝日町

新川二次医療圏の地域に関するコメント

新川保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約33.9%となっています。富山県全体の人口減少率が約23.3%であり、富山県の中で最も人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、富山県の平均の増加率約1.2%に対して、増加率約-10.3%となっており、富山県で最も老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約4000人減少が予想されており、増加数が最も少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約24.9%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

新川二次医療圏の人口推移(人)

新川二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

新川二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 15,347 15,206 15,001 14,593 13,871 13,255 12,627
増加率 100.0% 99.1% 97.7% 95.1% 90.4% 86.4% 82.3%

新川二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 15,347 14,593 12,627 95.1% 82.3% -753 -2,720
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 501 415 352 82.8% 70.3% -86 -149
Ⅱ 新生物 610 608 544 99.7% 89.2% -2 -66
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,029 1,013 878 98.4% 85.3% -16 -151
糖尿病(再掲) 515 539 469 104.8% 91.1% 25 -46
Ⅴ 精神及び行動の障害 384 330 271 85.9% 70.5% -54 -113
Ⅵ 神経系の疾患 273 289 241 105.6% 88.2% 15 -32
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 637 646 551 101.5% 86.4% 9 -86
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 238 214 179 90.0% 75.2% -24 -59
Ⅸ 循環器系の疾患 2,297 2,408 2,177 104.8% 94.8% 111 -120
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 337 391 364 115.9% 108.0% 54 27
脳血管疾患(再掲) 246 260 235 105.7% 95.5% 14 -11
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,461 1,226 1,007 83.9% 68.9% -235 -454
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,185 1,892 1,595 86.6% 73.0% -293 -591
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 616 561 486 91.1% 78.9% -55 -130
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,290 2,363 2,076 103.2% 90.7% 73 -213
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 633 608 546 95.9% 86.2% -26 -87
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 29 25 18 86.1% 63.4% -4 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 93 60 65 64.6% 70.0% -33 -28
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 707 675 572 95.5% 81.0% -32 -134
骨折(再掲) 123 100 93 81.9% 75.7% -22 -30
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,364 1,261 1,069 92.5% 78.4% -103 -294

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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