西部二次医療圏

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西部二次医療圏

浜松市中区/浜松市東区/浜松市西区/浜松市南区/浜松市北区/浜松市浜北区/浜松市天竜区/湖西市

西部二次医療圏の地域に関するコメント

西部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約11.9%となっています。静岡県全体の人口減少率が約20.5%であり、静岡県の中で最も人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、静岡県の平均の増加率約11.1%に対して、増加率約25.8%となっており、静岡県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。しかし老年人口は約58000人増加が予想されており、増加数が最も多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約0.5%増加となっており、循環器系、筋骨格系及び結合組織疾患の患者の増加と消化器系疾患の患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

西部二次医療圏の人口推移(人)

西部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

西部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は静岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 43,750 44,937 45,671 45,885 45,365 44,831 43,955
増加率 100.0% 102.7% 104.4% 104.9% 103.7% 102.5% 100.5%

西部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は静岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 43,750 45,885 43,955 104.9% 100.5% 2,135 205
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,252 1,236 1,161 98.7% 92.7% -17 -91
Ⅱ 新生物 1,497 1,621 1,560 108.3% 104.2% 124 64
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 93 99 89 107.4% 96.4% 7 -3
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 2,459 2,628 2,526 106.8% 102.7% 168 66
糖尿病(再掲) 1,127 1,243 1,208 110.3% 107.2% 116 81
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,385 1,355 1,248 97.8% 90.1% -30 -136
Ⅵ 神経系の疾患 1,085 1,260 1,261 116.1% 116.2% 175 176
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,907 3,091 2,988 106.3% 102.8% 184 80
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 551 564 536 102.4% 97.4% 13 -14
Ⅸ 循環器系の疾患 5,590 6,645 6,750 118.9% 120.8% 1,056 1,161
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 752 919 956 122.3% 127.1% 167 204
脳血管疾患(再掲) 526 659 684 125.4% 130.1% 134 158
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,717 3,420 3,144 92.0% 84.6% -297 -573
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 6,862 6,739 6,208 98.2% 90.5% -123 -654
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,922 1,834 1,674 95.4% 87.1% -88 -248
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 6,105 6,884 6,736 112.8% 110.3% 779 632
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,218 1,281 1,209 105.2% 99.3% 63 -9
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 121 102 89 84.9% 74.1% -18 -31
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 24 20 18 85.0% 75.8% -4 -6
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 364 386 364 106.2% 100.2% 23 1
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,993 1,948 1,790 97.7% 89.8% -45 -203
骨折(再掲) 529 550 526 103.9% 99.4% 21 -3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 4,606 4,771 4,602 103.6% 99.9% 165 -5

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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