県西二次医療圏

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県西二次医療圏

小田原市/南足柄市/足柄上郡中井町/足柄上郡大井町/足柄上郡松田町/足柄上郡山北町/足柄上郡開成町/足柄下郡箱根町/足柄下郡真鶴町/足柄下郡湯河原町

県西二次医療圏の地域に関するコメント

県西保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約30.5%となっています。神奈川県全体の人口減少率が約0.9%であり、神奈川県の中で最も人口の増加率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、神奈川県の平均の増加率約34.2%に対して、増加率約3.44%となっており、神奈川県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約3,500人増加が予想されており、2番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約8.1%減少する予想となっており、循環器疾患は増加し、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

県西二次医療圏の人口推移(人)

県西二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県西二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は神奈川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 21,654 21,653 21,339 20,735 19,878 19,054 18,150
増加率 100.0% 100.0% 98.5% 95.8% 91.8% 88.0% 83.8%

県西二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は神奈川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 21,654 20,735 18,150 95.8% 83.8% -919 -3,504
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 439 388 328 88.5% 74.8% -50 -111
Ⅱ 新生物 745 723 637 97.1% 85.6% -22 -107
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 48 48 42 99.5% 87.0% 0 -6
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,262 1,265 1,122 100.2% 88.9% 3 -140
糖尿病(再掲) 612 650 590 106.1% 96.4% 38 -22
Ⅴ 精神及び行動の障害 619 573 496 92.5% 80.2% -46 -123
Ⅵ 神経系の疾患 476 543 500 114.0% 105.0% 67 24
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,067 1,058 936 99.2% 87.7% -9 -131
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 248 219 191 88.2% 77.3% -29 -56
Ⅸ 循環器系の疾患 2,446 2,730 2,549 111.6% 104.2% 283 102
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 372 441 416 118.6% 111.8% 69 44
脳血管疾患(再掲) 312 362 346 115.9% 110.7% 50 33
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,919 1,606 1,343 83.7% 70.0% -314 -576
肺炎(再掲) 18 13 12 74.1% 65.2% -5 -6
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,593 4,153 3,525 90.4% 76.7% -440 -1,069
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 650 586 497 90.1% 76.4% -65 -153
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,516 2,619 2,366 104.1% 94.0% 103 -150
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 992 930 810 93.7% 81.6% -63 -183
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 29 20 16 71.4% 56.7% -8 -12
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 6 4 4 75.0% 60.5% -1 -2
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 8 6 5 71.3% 58.8% -2 -3
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 258 244 210 94.5% 81.1% -14 -49
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 837 753 631 90.0% 75.4% -84 -206
骨折(再掲) 260 256 223 98.3% 85.7% -4 -37
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,494 2,266 1,942 90.9% 77.9% -228 -552

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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