県央二次医療圏

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県央二次医療圏

厚木市／大和市／海老名市／座間市／綾瀬市／愛甲郡愛川町／愛甲郡清川村

県央二次医療圏の地域に関するコメント

県央保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約12.3％となっています。神奈川県全体の人口減少率が約0.9%であり、神奈川県の中で4番目に人口の増加率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、神奈川県の平均の増加率約34.2%に対して、増加率約31.4%となっており、神奈川県で4番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約63,000人増加が予想されており、神奈川県で5番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約3.0％増加する予想なっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

県央二次医療圏の人口推移(人)

県央二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県央二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は神奈川県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	48,405	50,297	51,170	51,186	50,543	50,070	49,404
増加率	100.0%	103.9%	105.7%	105.7%	104.4%	103.4%	102.1%

県央二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は神奈川県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	48,405	51,186	49,404	105.7%	102.1%	2,781	999
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	1,048	1,025	953	97.8%	91.0%	-23	-95
Ⅱ　新生物	1,636	1,758	1,721	107.5%	105.2%	122	85
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	108	118	111	109.3%	103.6%	10	4
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,655	2,983	2,934	112.4%	110.5%	328	279
糖尿病（再掲）	1,252	1,498	1,505	119.7%	120.3%	246	254
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,460	1,463	1,379	100.2%	94.4%	2	-81
Ⅵ　神経系の疾患	965	1,238	1,224	128.2%	126.8%	272	259
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	2,306	2,551	2,493	110.6%	108.1%	244	187
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	591	571	555	96.5%	93.9%	-21	-36
Ⅸ　循環器系の疾患	4,790	6,085	6,288	127.0%	131.3%	1,294	1,498
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	714	977	1,010	136.7%	141.3%	262	295
脳血管疾患（再掲）	597	796	843	133.5%	141.4%	200	247
Ⅹ　呼吸器系の疾患	4,814	4,423	4,096	91.9%	85.1%	-392	-718
肺炎（再掲）	47	39	38	82.3%	81.1%	-8	-9
ⅩⅠ　消化器系の疾患	10,596	10,599	9,957	100.0%	94.0%	3	-639
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,551	1,540	1,437	99.3%	92.6%	-11	-115
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	5,095	5,995	6,021	117.7%	118.2%	900	926
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	2,273	2,336	2,247	102.8%	98.8%	64	-26
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	80	61	56	76.9%	69.8%	-18	-24
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	17	14	13	83.1%	74.8%	-3	-4
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	24	18	17	78.2%	71.7%	-5	-7
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	587	612	578	104.4%	98.6%	26	-8
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,986	1,982	1,816	99.8%	91.4%	-4	-171
骨折（再掲）	577	638	604	110.5%	104.6%	61	27
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	5,823	5,814	5,508	99.9%	94.6%	-8	-315

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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