胆江二次医療圏

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胆江二次医療圏

奥州市/胆沢郡金ケ崎町

胆江二次医療圏の地域に関するコメント

胆江医療圏の2045年時点での人口減少割合は約33.33%となっています。岩手県全体の人口減少率が約30.90%であり、岩手県で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、岩手県の平均の減少率約1.58%に対して、減少率約8.0%となっており、岩手県で2番目に老年人口の減少率が低い医療圏となっています。老年人口は約3,400人減少が予想されており、3番目に減少数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約1.2%減少する予想となっており、呼吸器系疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

胆江二次医療圏の人口推移(人)

胆江二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

胆江二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 7,451 7,251 6,987 6,706 6,334 5,953 5,541
増加率 100.0% 97.3% 93.8% 90.0% 85.0% 79.9% 74.4%

胆江二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 7,451 6,706 5,541 90.0% 74.4% -745 -1,910
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 243 201 158 82.6% 64.8% -42 -86
Ⅱ 新生物 273 254 215 93.3% 78.9% -18 -58
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 10 9 6 90.6% 59.0% -1 -4
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 391 362 308 92.7% 78.6% -29 -84
糖尿病(再掲) 230 213 176 92.5% 76.4% -17 -54
Ⅴ 精神及び行動の障害 218 168 126 77.0% 57.6% -50 -93
Ⅵ 神経系の疾患 109 98 81 90.3% 74.4% -11 -28
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 525 484 406 92.2% 77.3% -41 -119
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 74 61 50 82.5% 67.2% -13 -24
Ⅸ 循環器系の疾患 1,095 1,083 961 98.9% 87.7% -12 -134
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 148 156 143 105.4% 96.6% 8 -5
脳血管疾患(再掲) 137 144 133 105.5% 97.2% 7 -4
Ⅹ 呼吸器系の疾患 656 540 418 82.3% 63.8% -116 -238
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 921 785 626 85.3% 68.0% -136 -295
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 494 412 328 83.4% 66.4% -82 -166
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,130 1,092 927 96.7% 82.1% -38 -202
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 335 317 262 94.6% 78.1% -18 -73
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 21 14 10 67.5% 47.5% -7 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 94 77 62 82.2% 65.6% -17 -32
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 223 186 146 83.7% 65.8% -36 -76
骨折(再掲) 32 28 22 86.1% 69.1% -5 -10
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 641 561 454 87.6% 70.8% -79 -187

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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