両磐二次医療圏

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両磐二次医療圏

一関市/西磐井郡平泉町

両磐二次医療圏の地域に関するコメント

両磐医療圏の2045年時点での人口減少割合は約36.43%となっています。岩手県全体の人口減少率が約30.90%であり、岩手県の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、岩手県の平均の減少率約1.58%に対して、減少率約9.09%となっており、岩手県で4番目に老年人口の減少率が低い医療圏となっています。老年人口は約3,900人減少が予想されており、4番目に減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約5.2%減少する予想となっており、呼吸器系疾患や消化器系・筋骨格及び結合組織の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

両磐二次医療圏の人口推移(人)

両磐二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

両磐二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 7,265 7,038 6,768 6,489 6,111 5,693 5,244
増加率 100.0% 96.9% 93.1% 89.3% 84.1% 78.4% 72.2%

両磐二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 7,265 6,489 5,244 89.3% 72.2% -776 -2,022
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 231 185 140 80.1% 60.8% -46 -90
Ⅱ 新生物 270 250 206 92.6% 76.5% -20 -63
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 10 8 5 84.3% 49.8% -2 -5
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 391 358 298 91.6% 76.3% -33 -93
糖尿病(再掲) 230 212 171 92.0% 74.1% -18 -59
Ⅴ 精神及び行動の障害 205 154 111 75.2% 53.9% -51 -94
Ⅵ 神経系の疾患 107 95 77 89.2% 72.3% -12 -30
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 516 477 390 92.3% 75.6% -40 -126
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 71 58 46 82.3% 64.5% -13 -25
Ⅸ 循環器系の疾患 1,106 1,084 947 98.0% 85.7% -22 -158
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 151 158 143 104.4% 94.5% 7 -8
脳血管疾患(再掲) 139 145 133 103.9% 95.6% 6 -6
Ⅹ 呼吸器系の疾患 608 487 365 80.0% 60.1% -121 -243
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 887 749 580 84.4% 65.4% -138 -307
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 469 383 296 81.7% 63.1% -86 -173
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,125 1,092 910 97.1% 80.8% -33 -216
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 330 312 252 94.4% 76.3% -18 -78
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 18 11 8 62.6% 41.6% -7 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 91 74 56 81.1% 61.8% -17 -35
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 212 176 135 82.9% 63.6% -36 -77
骨折(再掲) 32 28 21 86.9% 66.7% -4 -11
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 619 537 421 86.6% 68.0% -83 -198

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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