常陸太田・ひたちなか二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

常陸太田・ひたちなか二次医療圏

常陸太田市／ひたちなか市／常陸大宮市／那珂市／那珂郡東海村／久慈郡大子町

常陸太田・ひたちなか二次医療圏の地域に関するコメント

常陸太田・ひたちなか医療圏の2045年時点での人口減少割合は約26.9％となっています。茨城県全体の人口減少率が約25.4%であり、茨城県の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、茨城県の平均の増加率約14.7%に対して、増加率約11.1%となっており、茨城県で４番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約11200人増加が予想されており、4番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約16.3％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

常陸太田・ひたちなか二次医療圏の人口推移(人)

常陸太田・ひたちなか二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

常陸太田・ひたちなか二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は茨城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	19,620	19,596	19,304	18,815	18,057	17,303	16,423
増加率	100.0%	99.9%	98.4%	95.9%	92.0%	88.2%	83.7%

常陸太田・ひたちなか二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は茨城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	19,620	18,815	16,423	95.9%	83.7%	-805	-3,197
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	527	466	396	88.5%	75.1%	-61	-131
Ⅱ　新生物	605	596	527	98.5%	87.1%	-9	-78
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	38	28	20	74.3%	54.3%	-10	-17
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,235	1,233	1,077	99.9%	87.2%	-2	-158
糖尿病（再掲）	714	741	662	103.8%	92.7%	27	-52
Ⅴ　精神及び行動の障害	689	596	475	86.6%	68.9%	-93	-214
Ⅵ　神経系の疾患	412	416	373	100.9%	90.4%	4	-39
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,109	1,125	1,022	101.4%	92.1%	16	-87
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	228	208	174	91.1%	76.1%	-20	-55
Ⅸ　循環器系の疾患	2,851	3,111	2,883	109.1%	101.1%	260	31
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	334	386	375	115.5%	112.1%	52	40
脳血管疾患（再掲）	325	365	339	112.4%	104.4%	40	14
Ⅹ　呼吸器系の疾患	1,692	1,417	1,162	83.8%	68.7%	-275	-529
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	3,444	3,172	2,683	92.1%	77.9%	-273	-762
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	666	573	472	85.9%	70.8%	-94	-194
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,754	1,861	1,687	106.1%	96.2%	106	-67
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	903	864	759	95.7%	84.1%	-39	-144
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	35	25	19	72.1%	53.5%	-10	-16
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	36	26	20	73.2%	56.1%	-10	-16
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	264	239	202	90.7%	76.6%	-24	-62
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	812	728	619	89.7%	76.2%	-84	-193
骨折（再掲）	144	144	129	100.1%	89.4%	0	-15
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	2,319	2,130	1,853	91.9%	79.9%	-188	-465

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

← 茨城県一覧を見る

事業承継Ｑ&Ａ