十勝二次医療圏

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十勝二次医療圏

帯広市／河東郡音更町／河東郡士幌町／河東郡上士幌町／河東郡鹿追町／上川郡新得町／上川郡清水町／河西郡芽室町／河西郡中札内村／河西郡更別村／広尾郡大樹町／広尾郡広尾町／中川郡幕別町／中川郡池田町／中川郡豊頃町／中川郡本別町／足寄郡足寄町／足寄郡陸別町／十勝郡浦幌町

十勝二次医療圏の地域に関するコメント

十勝保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約20.30％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約14.97%となっており、北海道で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約14800人増加が予想されており、2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約9.5％減少する予想となっており、循環器疾患は増加し、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

十勝二次医療圏の人口推移(人)

十勝二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

十勝二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	17,292	17,460	17,428	17,255	16,781	16,287	15,657
増加率	100.0%	101.0%	100.8%	99.8%	97.0%	94.2%	90.5%

十勝二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	17,292	17,255	15,657	99.8%	90.5%	-37	-1,635
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	432	394	342	91.3%	79.1%	-37	-90
Ⅱ　新生物	635	652	593	102.7%	93.4%	17	-42
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	38	39	37	103.2%	98.2%	1	-1
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,079	1,102	1,016	102.1%	94.2%	23	-62
糖尿病（再掲）	528	549	511	104.0%	96.9%	21	-16
Ⅴ　精神及び行動の障害	665	613	530	92.1%	79.7%	-52	-135
Ⅵ　神経系の疾患	525	601	574	114.5%	109.3%	76	49
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	558	556	504	99.5%	90.3%	-3	-54
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	136	127	110	93.4%	80.4%	-9	-27
Ⅸ　循環器系の疾患	2,234	2,594	2,546	116.1%	114.0%	360	312
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	322	399	405	123.7%	125.7%	76	83
脳血管疾患（再掲）	289	348	346	120.7%	119.9%	60	58
Ⅹ　呼吸器系の疾患	1,427	1,233	1,059	86.4%	74.3%	-193	-367
肺炎（再掲）	20	17	15	82.0%	74.5%	-4	-5
ⅩⅠ　消化器系の疾患	2,943	2,705	2,341	91.9%	79.5%	-239	-602
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	894	796	681	89.0%	76.2%	-98	-213
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,974	2,178	2,042	110.4%	103.5%	205	69
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	919	944	864	102.8%	94.1%	26	-54
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	30	24	19	78.0%	64.3%	-7	-11
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	7	5	4	78.2%	64.8%	-2	-2
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	13	10	8	79.5%	64.8%	-3	-5
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	193	199	180	102.6%	93.2%	5	-13
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	699	678	612	97.1%	87.6%	-21	-86
骨折（再掲）	219	242	233	110.5%	106.4%	23	14
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	1,890	1,803	1,590	95.4%	84.1%	-87	-300

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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