上川中部二次医療圏

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上川中部二次医療圏

旭川市/上川郡鷹栖町/上川郡東神楽町/上川郡当麻町/上川郡比布町/上川郡愛別町/上川郡上川町/上川郡東川町/上川郡美瑛町/雨竜郡幌加内町

上川中部二次医療圏の地域に関するコメント

上川中部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.90%となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約4.72%となっており、北海道で4番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約6000人増加が予想されており、増加数が3番目に高いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約17.1%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

上川中部二次医療圏の人口推移(人)

上川中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

上川中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 20,618 20,692 20,483 19,977 19,060 18,112 17,101
増加率 100.0% 100.4% 99.3% 96.9% 92.4% 87.8% 82.9%

上川中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 20,618 19,977 17,101 96.9% 82.9% -642 -3,518
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 496 437 357 88.1% 72.1% -59 -138
Ⅱ 新生物 780 772 661 99.0% 84.7% -8 -119
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 46 46 42 101.7% 92.4% 1 -3
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,326 1,308 1,146 98.6% 86.5% -18 -179
糖尿病(再掲) 650 652 578 100.3% 88.9% 2 -72
Ⅴ 精神及び行動の障害 776 690 559 88.8% 72.1% -87 -217
Ⅵ 神経系の疾患 640 724 649 113.2% 101.5% 84 9
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 675 651 556 96.5% 82.5% -24 -118
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 160 145 117 90.4% 73.0% -15 -43
Ⅸ 循環器系の疾患 2,787 3,155 2,926 113.2% 105.0% 368 139
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 401 484 464 120.9% 115.8% 84 63
脳血管疾患(再掲) 358 423 395 118.1% 110.5% 65 38
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,566 1,289 1,032 82.3% 65.9% -277 -534
肺炎(再掲) 22 16 14 74.2% 66.2% -6 -7
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,453 3,047 2,477 88.3% 71.8% -406 -975
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,023 873 700 85.3% 68.4% -150 -324
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,443 2,641 2,332 108.1% 95.5% 198 -111
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,112 1,100 951 99.0% 85.6% -11 -160
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 33 23 18 70.3% 53.8% -10 -15
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 7 5 4 71.5% 53.9% -2 -3
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 13 10 7 76.0% 56.1% -3 -6
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 234 234 199 100.0% 85.0% 0 -35
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 820 775 663 94.5% 80.8% -45 -157
骨折(再掲) 266 290 264 109.1% 99.4% 24 -2
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,229 2,051 1,703 92.0% 76.4% -178 -526

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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