福山・府中二次医療圏

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福山・府中二次医療圏

福山市/府中市/神石郡神石高原町

福山・府中二次医療圏の地域に関するコメント

福山・府中医療圏の2045年時点での人口減少割合は約10.7%となっています。広島県全体の人口減少率が約14.6%であり、広島県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、広島県の平均の増加率約9.11%に対して、増加率約8.52%となっており、広島県で4番目に老年人口の増加率が高いとなっています。しかし老年人口は約12,200人増加が予想されており、2番目に増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-3.6%減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者の増加、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

福山・府中二次医療圏の人口推移(人)

福山・府中二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

福山・府中二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は広島県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 31,793 32,488 32,741 32,520 31,803 31,265 30,633
増加率 100.0% 102.2% 103.0% 102.3% 100.0% 98.3% 96.4%

福山・府中二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は広島県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 31,793 32,520 30,633 102.3% 96.4% 727 -1,160
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 847 821 761 96.9% 89.9% -27 -86
Ⅱ 新生物 1,241 1,343 1,266 108.2% 102.0% 102 25
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 37 31 27 85.7% 75.0% -5 -9
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 2,538 2,590 2,465 102.0% 97.1% 52 -73
糖尿病(再掲) 1,339 1,383 1,339 103.3% 100.0% 44 1
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,031 982 904 95.3% 87.7% -48 -126
Ⅵ 神経系の疾患 604 661 641 109.5% 106.2% 57 38
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,470 1,496 1,437 101.8% 97.7% 26 -34
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 500 493 461 98.7% 92.3% -7 -39
Ⅸ 循環器系の疾患 4,466 5,099 4,865 114.2% 108.9% 633 399
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 688 811 771 117.9% 112.1% 123 83
脳血管疾患(再掲) 558 674 649 120.9% 116.4% 116 91
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,404 3,253 3,007 95.6% 88.3% -150 -397
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 6,329 6,290 5,867 99.4% 92.7% -39 -463
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,363 1,313 1,224 96.4% 89.8% -50 -139
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,497 2,716 2,591 108.7% 103.7% 218 93
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 743 757 716 102.0% 96.4% 15 -27
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 36 30 28 81.7% 75.8% -7 -9
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 226 222 214 98.4% 94.8% -4 -12
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 849 852 793 100.4% 93.4% 3 -56
骨折(再掲) 241 251 232 104.1% 96.2% 10 -9
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 3,613 3,569 3,365 98.8% 93.2% -43 -247

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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