東葛北部二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

東葛北部二次医療圏

松戸市/野田市/柏市/流山市/我孫子市

東葛北部二次医療圏の地域に関するコメント

東葛北部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約6.4%となっています。千葉県全体の人口減少率が約12.2%であり、千葉県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、千葉県の平均の増加率約22.2%に対して、増加率約30.0%となっており、千葉県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約104700人増加が予想されており、2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.8%増加する予想となっており、循環器系の疾患や筋骨格系及び結合組織の疾患の患者は増加し呼吸器系の疾患の患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東葛北部二次医療圏の人口推移(人)

東葛北部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東葛北部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は千葉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 66,238 69,253 70,681 70,831 69,924 69,683 69,389
増加率 100.0% 104.6% 106.7% 106.9% 105.6% 105.2% 104.8%

東葛北部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は千葉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 66,238 70,831 69,389 106.9% 104.8% 4,593 3,150
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,121 1,127 1,069 100.6% 95.4% 6 -52
Ⅱ 新生物 2,200 2,403 2,401 109.2% 109.1% 203 201
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 173 163 151 94.0% 87.6% -10 -22
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 3,687 3,974 3,912 107.8% 106.1% 288 225
糖尿病(再掲) 1,826 2,061 2,050 112.9% 112.3% 235 224
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,776 1,703 1,561 95.9% 87.8% -73 -216
Ⅵ 神経系の疾患 994 1,153 1,124 116.0% 113.1% 159 131
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,305 2,553 2,528 110.8% 109.7% 249 223
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 973 1,010 987 103.8% 101.5% 37 14
Ⅸ 循環器系の疾患 6,706 8,345 8,588 124.4% 128.1% 1,639 1,882
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 796 1,050 1,084 131.9% 136.3% 254 288
脳血管疾患(再掲) 573 703 742 122.7% 129.5% 130 169
Ⅹ 呼吸器系の疾患 5,915 5,496 5,133 92.9% 86.8% -419 -782
肺炎(再掲) 23 19 18 86.0% 78.7% -3 -5
ⅩⅠ 消化器系の疾患 12,521 12,778 12,450 102.1% 99.4% 257 -71
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 2,340 2,347 2,182 100.3% 93.2% 7 -158
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 11,218 12,653 12,736 112.8% 113.5% 1,435 1,518
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 2,457 2,584 2,526 105.2% 102.8% 127 69
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 43 35 32 81.8% 75.6% -8 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 43 37 35 87.7% 80.8% -5 -8
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 89 78 71 87.3% 80.1% -11 -18
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 904 983 940 108.8% 104.0% 79 36
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 3,529 3,583 3,369 101.5% 95.5% 54 -160
骨折(再掲) 1,037 1,138 1,101 109.8% 106.1% 101 64
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 7,246 7,826 7,595 108.0% 104.8% 580 348

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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