能代・山本二次医療圏

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能代・山本二次医療圏

能代市/山本郡藤里町/山本郡三種町/山本郡八峰町

能代・山本二次医療圏の地域に関するコメント

能代・山本医療圏の2045年時点での人口減少割合は約9.76%となっています。秋田県全体の人口減少率が約41.20%であり、秋田県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、秋田県の平均の減少率約12.96%に対して、減少率約28.97%となっており、秋田県で3番目に老年人口の減少率が高いとなっています。しかし老年人口は約9,000人減少が予想されており、2番目に減少数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約14.1%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

能代・山本二次医療圏の人口推移(人)

能代・山本二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

能代・山本二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は秋田県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 4,614 4,365 4,068 3,744 3,394 3,027 2,655
増加率 100.0% 94.6% 88.2% 81.1% 73.6% 65.6% 57.6%

能代・山本二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は秋田県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 4,614 3,744 2,655 81.1% 57.6% -870 -1,958
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 51 35 22 68.2% 44.1% -16 -28
Ⅱ 新生物 203 169 119 83.2% 58.7% -34 -84
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 328 266 185 81.2% 56.5% -62 -142
糖尿病(再掲) 195 161 114 82.4% 58.2% -34 -82
Ⅴ 精神及び行動の障害 137 102 66 74.3% 48.1% -35 -71
Ⅵ 神経系の疾患 107 97 77 91.0% 72.2% -10 -30
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 280 235 170 83.9% 60.8% -45 -110
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 43 36 24 82.3% 54.9% -8 -20
Ⅸ 循環器系の疾患 902 819 627 90.7% 69.4% -84 -276
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 111 106 85 95.7% 76.5% -5 -26
脳血管疾患(再掲) 111 111 92 100.0% 82.5% 0 -19
Ⅹ 呼吸器系の疾患 348 229 145 65.6% 41.6% -120 -203
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 770 569 375 73.8% 48.7% -202 -395
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 107 86 65 80.5% 60.3% -21 -43
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 677 585 418 86.5% 61.9% -92 -258
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 155 129 94 83.6% 60.7% -25 -61
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 0 0 0     0 0
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 27 21 13 76.8% 49.3% -6 -14
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 132 97 64 73.4% 48.8% -35 -68
骨折(再掲) 19 15 10 81.4% 54.5% -4 -9
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 346 270 190 78.1% 54.9% -76 -156

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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