名古屋・尾張中部二次医療圏

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名古屋・尾張中部二次医療圏

名古屋市千種区/名古屋市東区/名古屋市北区/名古屋市西区/名古屋市中村区/名古屋市中区/名古屋市昭和区/名古屋市瑞穂区/名古屋市熱田区/名古屋市中川区/名古屋市港区/名古屋市南区/名古屋市守山区/名古屋市緑区/名古屋市名東区/名古屋市天白区
清須市/北名古屋市/西春日井郡豊山町

名古屋・尾張中部二次医療圏の地域に関するコメント

名古屋・尾張中部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約5.0%となっています。愛知県全体の人口減少率が約8.0%であり、愛知県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、愛知県の平均の増加率約28.2%に対して、増加率約28.4%となっており、愛知県で5番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約168,800人増加が予想されており、最もに増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約6.9%増加する予想となっており、循環器系疾患や筋骨格系疾患の患者が増加し、呼吸器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

名古屋・尾張中部二次医療圏の人口推移(人)

名古屋・尾張中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

名古屋・尾張中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 138,495 143,243 146,039 147,397 147,295 148,053 148,006
増加率 100.0% 103.4% 105.4% 106.4% 106.4% 106.9% 106.9%

名古屋・尾張中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 138,495 147,397 148,006 106.4% 106.9% 8,902 9,511
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 3,441 3,430 3,354 99.7% 97.5% -11 -87
Ⅱ 新生物 4,176 4,495 4,582 107.6% 109.7% 319 406
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 274 256 246 93.5% 89.8% -18 -28
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 6,751 7,522 7,785 111.4% 115.3% 772 1,034
糖尿病(再掲) 3,375 3,937 4,154 116.7% 123.1% 562 780
Ⅴ 精神及び行動の障害 4,732 4,758 4,417 100.5% 93.4% 26 -315
Ⅵ 神経系の疾患 3,265 3,919 4,062 120.0% 124.4% 654 798
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 6,488 7,148 7,413 110.2% 114.3% 660 926
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 2,517 2,643 2,567 105.0% 102.0% 126 50
Ⅸ 循環器系の疾患 15,261 18,557 19,743 121.6% 129.4% 3,296 4,481
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 2,104 2,721 2,944 129.3% 139.9% 617 840
脳血管疾患(再掲) 1,312 1,661 1,786 126.6% 136.1% 349 474
Ⅹ 呼吸器系の疾患 17,105 16,422 15,576 96.0% 91.1% -682 -1,529
肺炎(再掲) 140 172 185 122.2% 131.7% 31 44
ⅩⅠ 消化器系の疾患 23,995 24,550 24,319 102.3% 101.4% 556 325
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 6,457 6,405 6,171 99.2% 95.6% -52 -287
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 17,791 20,066 20,769 112.8% 116.7% 2,275 2,978
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 4,726 4,949 4,936 104.7% 104.4% 223 210
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 136 114 105 84.1% 76.8% -22 -32
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 61 54 50 89.3% 81.9% -7 -11
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 363 339 319 93.2% 87.7% -25 -45
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 1,147 1,224 1,225 106.7% 106.8% 77 78
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 6,613 6,841 6,649 103.4% 100.5% 228 36
骨折(再掲) 1,957 2,199 2,214 112.4% 113.2% 243 258
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 13,197 13,704 13,718 103.8% 103.9% 507 521

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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