宇部・小野田二次医療圏

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宇部・小野田二次医療圏

宇部市/美祢市/山陽小野田市

宇部・小野田二次医療圏の地域に関するコメント

宇部・小野田医療圏の2045年時点での人口減少割合は約29.46%となっています。山口県全体の人口減少率が約26.3%であり、山口県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、山口県の平均の増加率約-8.81%に対して、増加率約-8.71%となっており、山口県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約7,000人減少が予想されており、4番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約19.2%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

宇部・小野田二次医療圏の人口推移(人)

宇部・小野田二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

宇部・小野田二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 16,613 16,453 16,194 15,674 14,851 14,107 13,427
増加率 100.0% 99.0% 97.5% 94.3% 89.4% 84.9% 80.8%

宇部・小野田二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 16,613 15,674 13,427 94.3% 80.8% -939 -3,186
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 475 420 360 88.4% 75.8% -55 -115
Ⅱ 新生物 621 599 521 96.5% 83.9% -22 -100
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 37 29 22 78.5% 61.5% -8 -14
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,017 980 841 96.3% 82.7% -37 -176
糖尿病(再掲) 473 472 399 99.7% 84.3% -2 -74
Ⅴ 精神及び行動の障害 514 457 378 88.9% 73.6% -57 -135
Ⅵ 神経系の疾患 325 332 286 102.1% 87.8% 7 -40
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 839 812 675 96.7% 80.4% -27 -164
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 362 320 272 88.4% 75.2% -42 -90
Ⅸ 循環器系の疾患 2,349 2,415 2,137 102.8% 91.0% 65 -212
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 291 323 291 111.3% 100.1% 33 0
脳血管疾患(再掲) 218 246 220 112.9% 100.8% 28 2
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,436 1,250 1,066 87.1% 74.3% -185 -370
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,617 2,353 1,974 89.9% 75.4% -264 -643
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 716 629 542 87.8% 75.6% -87 -174
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,039 2,042 1,732 100.2% 85.0% 4 -306
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 837 824 702 98.4% 83.9% -13 -135
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 19 16 13 82.6% 67.6% -3 -6
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 218 204 173 93.9% 79.4% -13 -45
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 714 649 556 90.8% 77.9% -66 -158
骨折(再掲) 164 157 136 95.5% 82.7% -7 -28
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,479 1,344 1,176 90.9% 79.5% -135 -303

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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