下関二次医療圏

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下関二次医療圏

下関市

下関二次医療圏の地域に関するコメント

下関医療圏の2045年時点での人口減少割合は約32.46%となっています。山口県全体の人口減少率が約26.3%であり、山口県の中で4番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、山口県の平均の増加率約-8.81%に対して、増加率約-16.51%となっており、山口県で4番目に老年人口の増加率が低いとなっています。しかし老年人口は約14,600人減少が予想されており、最もに増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-26.5%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

下関二次医療圏の人口推移(人)

下関二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

下関二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 17,704 17,253 16,695 15,894 14,845 13,901 13,016
増加率 100.0% 97.5% 94.3% 89.8% 83.8% 78.5% 73.5%

下関二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 17,704 15,894 13,016 89.8% 73.5% -1,810 -4,688
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 500 422 344 84.3% 68.8% -78 -156
Ⅱ 新生物 669 613 511 91.6% 76.3% -57 -159
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 38 28 20 73.8% 53.1% -10 -18
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,102 1,011 833 91.8% 75.6% -91 -269
糖尿病(再掲) 513 484 395 94.4% 77.0% -29 -118
Ⅴ 精神及び行動の障害 537 454 358 84.6% 66.7% -83 -179
Ⅵ 神経系の疾患 351 341 282 97.2% 80.3% -10 -69
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 903 826 660 91.5% 73.0% -77 -244
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 379 320 258 84.5% 68.0% -59 -121
Ⅸ 循環器系の疾患 2,554 2,501 2,126 97.9% 83.2% -53 -428
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 318 336 291 105.6% 91.5% 18 -27
脳血管疾患(再掲) 238 254 219 106.9% 92.1% 16 -19
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,479 1,225 986 82.8% 66.7% -254 -493
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,768 2,363 1,889 85.4% 68.2% -405 -879
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 746 622 511 83.4% 68.4% -124 -236
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,214 2,099 1,712 94.8% 77.4% -114 -501
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 898 836 686 93.1% 76.3% -62 -213
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 19 14 11 73.0% 57.8% -5 -8
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 234 209 169 89.4% 72.1% -25 -65
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 753 655 535 87.0% 71.0% -98 -218
骨折(再掲) 178 163 135 91.3% 75.7% -16 -43
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,559 1,354 1,126 86.9% 72.3% -205 -432

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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