岩国二次医療圏

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岩国二次医療圏

岩国市/玖珂郡和木町

岩国二次医療圏の地域に関するコメント

岩国医療圏の2045年時点での人口減少割合は約34.27%となっています。山口県全体の人口減少率が約26.3%であり、山口県の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、山口県の平均の増加率約-8.81%に対して、増加率約-12.36%となっており、山口県で4番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約5,800人減少が予想されており、4番目に増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-25.6%増加する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

岩国二次医療圏の人口推移(人)

岩国二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

岩国二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 9,473 9,260 8,980 8,587 8,050 7,558 7,043
増加率 100.0% 97.7% 94.8% 90.6% 85.0% 79.8% 74.4%

岩国二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は山口県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 9,473 8,587 7,043 90.6% 74.4% -886 -2,430
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 266 223 180 83.7% 67.6% -43 -86
Ⅱ 新生物 360 340 286 94.3% 79.4% -20 -74
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 20 14 10 69.8% 50.0% -6 -10
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 588 548 453 93.3% 77.0% -39 -135
糖尿病(再掲) 276 265 219 96.2% 79.3% -10 -57
Ⅴ 精神及び行動の障害 285 238 185 83.6% 64.9% -47 -100
Ⅵ 神経系の疾患 190 188 157 99.2% 83.0% -2 -32
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 481 443 356 92.0% 73.9% -38 -125
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 204 171 136 83.7% 66.8% -33 -68
Ⅸ 循環器系の疾患 1,376 1,381 1,190 100.3% 86.5% 4 -186
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 174 191 170 109.8% 97.9% 17 -4
脳血管疾患(再掲) 131 144 127 110.3% 97.2% 14 -4
Ⅹ 呼吸器系の疾患 798 652 519 81.8% 65.0% -145 -279
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,469 1,259 997 85.7% 67.8% -211 -473
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 398 335 271 84.1% 68.1% -63 -127
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,184 1,138 942 96.1% 79.5% -46 -242
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 486 465 385 95.6% 79.1% -21 -101
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 10 7 5 74.7% 52.9% -3 -5
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 125 111 90 89.3% 71.8% -13 -35
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 400 348 284 86.9% 71.0% -52 -116
骨折(再掲) 94 86 72 91.2% 76.1% -8 -23
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 832 726 598 87.2% 71.9% -107 -234

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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