東部二次医療圏

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東部二次医療圏

鳥取市/岩美郡岩美町/八頭郡若桜町/八頭郡智頭町/八頭郡八頭町

東部二次医療圏の地域に関するコメント

東部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約23.71%となっています。鳥取県全体の人口減少率が約21.8%であり、鳥取県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、鳥取県の平均の増加率約1.82%に対して、増加率約6.36%となっており、鳥取県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約4,100人増加が予想されており、最も増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-14.7%増加する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東部二次医療圏の人口推移(人)

東部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は鳥取県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 12,691 12,619 12,472 12,258 11,849 11,383 10,824
増加率 100.0% 99.4% 98.3% 96.6% 93.4% 89.7% 85.3%

東部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は鳥取県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 12,691 12,258 10,824 96.6% 85.3% -433 -1,866
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 117 116 104 99.7% 89.7% 0 -12
Ⅱ 新生物 510 532 495 104.3% 97.1% 22 -15
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 749 773 695 103.2% 92.8% 24 -54
糖尿病(再掲) 312 341 343 109.2% 109.8% 29 31
Ⅴ 精神及び行動の障害 532 432 358 81.3% 67.4% -99 -173
Ⅵ 神経系の疾患 272 306 307 112.2% 112.8% 33 35
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 436 413 368 94.7% 84.3% -23 -69
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 156 126 103 80.8% 65.9% -30 -53
Ⅸ 循環器系の疾患 1,565 1,703 1,611 108.8% 102.9% 138 46
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 117 127 128 108.8% 109.8% 10 11
脳血管疾患(再掲) 194 237 247 122.4% 127.6% 43 53
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,280 1,094 928 85.5% 72.5% -186 -352
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,772 2,509 2,145 90.5% 77.4% -263 -626
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 435 401 320 92.0% 73.5% -35 -116
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,761 1,864 1,661 105.9% 94.3% 103 -100
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 276 256 212 93.0% 76.9% -19 -64
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 0 0 0     0 0
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 0 0 0     0 0
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 561 513 441 91.4% 78.7% -48 -119
骨折(再掲) 115 127 126 110.3% 109.8% 12 11
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,269 1,220 1,076 96.1% 84.7% -49 -194

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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