両毛二次医療圏

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両毛二次医療圏

足利市/佐野市

両毛二次医療圏の地域に関するコメント

両毛医療圏の2045年時点での人口減少割合は約26.4%となっています。栃木県全体の人口減少率が約21.0%であり、栃木県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、栃木県の平均の増加率約14.0%に対して、減少率約0.8%となっており、栃木県で2番目に老年人口の増加率が低いとなっています。また老年人口は約600人減少が予想されており、2番目に増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約18.7%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患、消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用する患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

両毛二次医療圏の人口推移(人)

両毛二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

両毛二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 14,974 14,810 14,543 14,102 13,408 12,779 12,171
増加率 100.0% 98.9% 97.1% 94.2% 89.5% 85.3% 81.3%

両毛二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 14,974 14,102 12,171 94.2% 81.3% -872 -2,803
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 420 352 298 83.8% 70.9% -68 -122
Ⅱ 新生物 443 441 385 99.4% 86.9% -3 -58
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 38 30 23 77.9% 59.4% -8 -16
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 924 877 772 95.0% 83.5% -47 -152
糖尿病(再掲) 531 523 465 98.5% 87.6% -8 -66
Ⅴ 精神及び行動の障害 274 232 189 84.6% 69.0% -42 -85
Ⅵ 神経系の疾患 245 231 199 94.1% 81.2% -14 -46
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 569 545 471 95.7% 82.7% -24 -98
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 258 235 200 91.3% 77.7% -22 -58
Ⅸ 循環器系の疾患 2,212 2,343 2,126 105.9% 96.1% 130 -87
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 277 309 283 111.4% 101.9% 32 5
脳血管疾患(再掲) 138 164 153 119.0% 110.4% 26 14
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,242 1,043 855 84.0% 68.9% -198 -387
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,487 2,273 1,929 91.4% 77.6% -214 -558
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 692 594 487 85.9% 70.3% -98 -206
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,880 1,904 1,671 101.3% 88.9% 24 -209
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 932 867 738 93.0% 79.2% -65 -194
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 37 28 22 76.0% 58.3% -9 -16
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 228 210 181 92.5% 79.4% -17 -47
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 736 645 537 87.6% 72.9% -91 -200
骨折(再掲) 165 160 143 97.1% 86.6% -5 -22
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,355 1,252 1,089 92.4% 80.4% -103 -266

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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