県東二次医療圏

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県東二次医療圏

真岡市/芳賀郡益子町/芳賀郡茂木町/芳賀郡市貝町/芳賀郡芳賀町

県東二次医療圏の地域に関するコメント

県東医療圏の2045年時点での人口減少割合は約33.1%となっています。栃木県全体の人口減少率が約21.0%であり、栃木県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、栃木県の平均の増加率約14.0%に対して、増加率約7.6%となっており、栃木県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約2800人増加が予想されており、栃木県で3番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約22.3%減少する予想なっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

県東二次医療圏の人口推移(人)

県東二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県東二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 7,777 7,660 7,536 7,349 6,963 6,511 6,042
増加率 100.0% 98.5% 96.9% 94.5% 89.5% 83.7% 77.7%

県東二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 7,777 7,349 6,042 94.5% 77.7% -427 -1,735
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 224 183 145 81.6% 64.6% -41 -79
Ⅱ 新生物 225 231 192 102.7% 85.1% 6 -34
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 20 14 10 70.3% 48.2% -6 -11
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 466 458 379 98.3% 81.4% -8 -87
糖尿病(再掲) 270 277 231 102.6% 85.6% 7 -39
Ⅴ 精神及び行動の障害 144 116 86 80.4% 59.5% -28 -58
Ⅵ 神経系の疾患 126 118 97 93.6% 76.7% -8 -29
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 288 286 235 99.3% 81.5% -2 -53
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 140 126 102 90.0% 72.8% -14 -38
Ⅸ 循環器系の疾患 1,109 1,225 1,093 110.4% 98.5% 115 -16
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 138 163 147 118.4% 106.7% 25 9
脳血管疾患(再掲) 69 87 82 125.4% 118.3% 18 13
Ⅹ 呼吸器系の疾患 691 555 427 80.4% 61.8% -136 -263
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,299 1,179 940 90.7% 72.3% -120 -360
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 374 309 235 82.5% 62.7% -66 -139
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 938 1,001 841 106.8% 89.7% 63 -97
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 486 450 355 92.6% 73.1% -36 -131
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 21 13 10 61.7% 48.1% -8 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 119 109 89 92.2% 75.3% -9 -29
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 388 329 256 84.8% 66.0% -59 -132
骨折(再掲) 82 85 71 104.5% 87.3% 4 -10
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 718 647 551 90.1% 76.7% -71 -167

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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