県北二次医療圏

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県北二次医療圏

大田原市／矢板市／那須塩原市／さくら市／那須烏山市／塩谷郡塩谷町／塩谷郡高根沢町／那須郡那須町／那須郡那珂川町

県北二次医療圏の地域に関するコメント

県北医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.6％となっています。栃木県全体の人口減少率が約21.0%であり、栃木県の中で3番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、栃木県の平均の増加率約14.0%に対して、増加率約13.3%となっており、栃木県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約13500人増加が予想されており、3番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約16.1％減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者は増加し呼吸器系の疾患と消化器系の疾患の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

県北二次医療圏の人口推移(人)

県北二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県北二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は栃木県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	20,651	20,631	20,497	20,156	19,334	18,369	17,318
増加率	100.0%	99.9%	99.3%	97.6%	93.6%	88.9%	83.9%

県北二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は栃木県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	20,651	20,156	17,318	97.6%	83.9%	-495	-3,333
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	593	505	417	85.2%	70.3%	-88	-176
Ⅱ　新生物	598	632	551	105.6%	92.1%	33	-47
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	54	42	30	76.9%	55.7%	-12	-24
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,243	1,250	1,088	100.6%	87.6%	8	-154
糖尿病（再掲）	716	752	661	105.1%	92.3%	36	-55
Ⅴ　精神及び行動の障害	384	323	250	84.2%	65.1%	-61	-134
Ⅵ　神経系の疾患	336	326	278	97.1%	82.8%	-10	-58
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	770	779	671	101.2%	87.1%	9	-99
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	366	341	289	93.1%	78.9%	-25	-77
Ⅸ　循環器系の疾患	2,961	3,354	3,118	113.3%	105.3%	393	157
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	369	446	419	120.9%	113.4%	77	49
脳血管疾患（再掲）	186	238	233	128.4%	125.3%	53	47
Ⅹ　呼吸器系の疾患	1,806	1,515	1,216	83.9%	67.3%	-290	-590
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	3,451	3,234	2,700	93.7%	78.2%	-217	-751
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	989	848	677	85.8%	68.5%	-141	-312
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	2,511	2,725	2,404	108.5%	95.7%	214	-107
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,286	1,238	1,027	96.2%	79.9%	-48	-259
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	55	39	29	71.8%	53.1%	-15	-26
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	312	300	257	96.1%	82.1%	-12	-56
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,037	913	744	88.0%	71.7%	-125	-293
骨折（再掲）	219	231	204	105.5%	92.9%	12	-16
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	1,900	1,792	1,573	94.3%	82.8%	-108	-327

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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