西部二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

西部二次医療圏

所沢市／飯能市／狭山市／入間市／日高市

西部二次医療圏の地域に関するコメント

西部保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約20.7％となっています。埼玉県全体の人口減少率が約10.2%であり、埼玉県の中で4番目に人口の増加率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、埼玉県の平均の増加率約29.4%に対して、増加率約26.45%となっており、埼玉県で5番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約55,000人増加が予想されており、埼玉県で5番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約3.0％増加する予想なっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

西部二次医療圏の人口推移(人)

西部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

西部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は埼玉県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	39,807	41,331	41,935	41,630	40,508	39,576	38,452
増加率	100.0%	103.8%	105.3%	104.6%	101.8%	99.4%	96.6%

西部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は埼玉県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	39,807	41,630	38,452	104.6%	96.6%	1,823	-1,354
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	958	950	851	99.2%	88.9%	-8	-106
Ⅱ　新生物	1,195	1,289	1,207	107.9%	101.0%	94	12
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	95	79	67	83.0%	69.9%	-16	-29
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,225	2,441	2,274	109.7%	102.2%	216	50
糖尿病（再掲）	1,210	1,381	1,302	114.1%	107.6%	171	92
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,278	1,311	1,208	102.6%	94.5%	33	-71
Ⅵ　神経系の疾患	828	1,056	1,026	127.5%	124.0%	228	199
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	2,447	2,722	2,566	111.2%	104.9%	275	119
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	370	378	350	102.2%	94.4%	8	-21
Ⅸ　循環器系の疾患	5,398	6,999	7,007	129.7%	129.8%	1,602	1,609
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	746	1,040	1,089	139.4%	145.9%	294	342
脳血管疾患（再掲）	504	813	864	161.5%	171.6%	310	361
Ⅹ　呼吸器系の疾患	3,651	3,168	2,705	86.8%	74.1%	-483	-947
肺炎（再掲）	21	16	16	75.8%	77.6%	-5	-5
ⅩⅠ　消化器系の疾患	7,772	7,293	6,386	93.8%	82.2%	-479	-1,386
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,726	1,625	1,436	94.2%	83.2%	-101	-291
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	4,313	5,026	4,791	116.5%	111.1%	712	478
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,546	1,485	1,338	96.0%	86.5%	-61	-209
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	80	59	47	73.9%	58.9%	-21	-33
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	19	15	12	75.4%	60.7%	-5	-8
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	39	31	24	78.6%	61.2%	-8	-15
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	367	403	376	109.8%	102.5%	36	9
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,638	1,570	1,400	95.8%	85.5%	-68	-237
骨折（再掲）	541	559	517	103.3%	95.6%	18	-24
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	3,860	3,730	3,381	96.6%	87.6%	-131	-479

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

← 埼玉県一覧を見る

事業承継Ｑ&Ａ