中部二次医療圏

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中部二次医療圏

佐賀市/多久市/小城市/神埼市/神埼郡吉野ヶ里町

中部二次医療圏の地域に関するコメント

中部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約15.47%となっています。佐賀県全体の人口減少率が約20.3%であり、佐賀県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、佐賀県の平均の増加率約6.36%に対して、増加率約13.58%となっており、佐賀県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約12400人増加が予想されており、最も増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.7%減少する予想となっており、循環器疾患の患者が増加し、消化器疾患・呼吸器系疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

中部二次医療圏の人口推移(人)

中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 22,474 22,814 22,941 22,892 22,472 22,008 21,422
増加率 100.0% 101.5% 102.1% 101.9% 100.0% 97.9% 95.3%

中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 22,474 22,892 21,422 101.9% 95.3% 418 -1,051
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 658 633 588 96.2% 89.4% -25 -70
Ⅱ 新生物 732 790 757 107.8% 103.3% 57 24
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,261 1,325 1,260 105.1% 99.9% 65 -1
糖尿病(再掲) 610 665 652 109.1% 106.9% 55 42
Ⅴ 精神及び行動の障害 663 631 569 95.2% 85.8% -32 -94
Ⅵ 神経系の疾患 364 394 364 108.2% 100.0% 30 0
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,467 1,544 1,436 105.2% 97.9% 76 -31
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 325 323 290 99.4% 89.2% -2 -35
Ⅸ 循環器系の疾患 2,904 3,306 3,297 113.8% 113.5% 401 393
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 361 430 452 119.2% 125.3% 69 91
脳血管疾患(再掲) 202 233 230 115.4% 114.1% 31 28
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,982 1,823 1,660 92.0% 83.7% -159 -323
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,059 3,946 3,590 97.2% 88.4% -113 -469
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,164 1,137 1,049 97.7% 90.1% -27 -115
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,763 2,973 2,800 107.6% 101.3% 210 37
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 905 970 914 107.1% 100.9% 64 8
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 44 36 32 83.4% 73.3% -7 -12
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 0 0 0     0 0
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,163 1,081 969 92.9% 83.3% -83 -194
骨折(再掲) 240 244 234 101.4% 97.6% 3 -6
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,019 1,981 1,848 98.1% 91.5% -38 -171

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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