西部二次医療圏

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西部二次医療圏

伊万里市／西松浦郡有田町

西部二次医療圏の地域に関するコメント

西部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約28.1％となっています。佐賀県全体の人口減少率が約20.3%であり、佐賀県の中で4番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、佐賀県の平均の増加率約6.36%に対して、増加率約-5.51%となっており、佐賀県で2番目に老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約1200人減少が予想されており、2番目に増加数が高いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約20.2％減少する予想となっており、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

西部二次医療圏の人口推移(人)

西部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

西部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は佐賀県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	5,141	5,088	4,993	4,851	4,616	4,363	4,101
増加率	100.0%	99.0%	97.1%	94.4%	89.8%	84.9%	79.8%

西部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は佐賀県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	5,141	4,851	4,101	94.4%	79.8%	-290	-1,040
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	150	133	112	88.8%	75.0%	-17	-37
Ⅱ　新生物	172	169	147	98.6%	85.4%	-2	-25
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	0	0	0			0	0
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	297	286	246	96.3%	82.7%	-11	-51
糖尿病（再掲）	145	145	129	100.1%	88.9%	0	-16
Ⅴ　精神及び行動の障害	147	128	107	87.2%	72.7%	-19	-40
Ⅵ　神経系の疾患	86	86	72	100.0%	82.9%	0	-15
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	339	331	275	97.8%	81.2%	-7	-64
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	76	69	55	91.3%	72.3%	-7	-21
Ⅸ　循環器系の疾患	703	736	666	104.6%	94.7%	33	-37
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	89	96	93	108.0%	104.2%	7	4
脳血管疾患（再掲）	49	53	47	108.3%	95.5%	4	-2
Ⅹ　呼吸器系の疾患	439	373	309	84.9%	70.3%	-66	-130
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	904	816	667	90.3%	73.9%	-88	-236
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	254	230	194	90.6%	76.2%	-24	-61
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	647	647	543	100.1%	84.0%	1	-103
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	208	207	175	99.7%	84.2%	-1	-33
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	8	6	5	66.9%	59.1%	-3	-3
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	0	0	0			0	0
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	254	219	179	86.2%	70.5%	-35	-75
骨折（再掲）	57	53	47	93.1%	82.2%	-4	-10
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	457	413	349	90.4%	76.4%	-44	-108

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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