南部二次医療圏

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南部二次医療圏

武雄市/鹿島市/嬉野市/杵島郡大町町/杵島郡江北町/杵島郡白石町/藤津郡太良町

南部二次医療圏の地域に関するコメント

南部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約31.29%となっています。佐賀県全体の人口減少率が約20.3%であり、佐賀県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、佐賀県の平均の増加率約6.36%に対して、増加率約-7.40%となっており、佐賀県で最も老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約3500人減少が予想されており、最も減少数が高いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約22.2%減少する予想となっており、呼吸器系・消化器系の疾患と筋骨格疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

南部二次医療圏の人口推移(人)

南部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 10,707 10,514 10,266 9,968 9,485 8,927 8,333
増加率 100.0% 98.2% 95.9% 93.1% 88.6% 83.4% 77.8%

南部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 10,707 9,968 8,333 93.1% 77.8% -739 -2,374
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 305 268 221 88.1% 72.5% -36 -84
Ⅱ 新生物 364 357 305 97.9% 83.9% -8 -59
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 626 598 506 95.5% 80.8% -28 -120
糖尿病(再掲) 308 304 267 98.7% 86.8% -4 -41
Ⅴ 精神及び行動の障害 302 261 212 86.4% 70.2% -41 -90
Ⅵ 神経系の疾患 184 179 148 97.5% 80.8% -5 -35
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 712 683 566 96.0% 79.5% -29 -146
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 150 138 107 92.0% 71.4% -12 -43
Ⅸ 循環器系の疾患 1,510 1,547 1,398 102.5% 92.6% 38 -112
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 194 204 198 105.1% 101.7% 10 3
脳血管疾患(再掲) 105 113 98 107.1% 93.1% 7 -7
Ⅹ 呼吸器系の疾患 865 720 588 83.2% 67.9% -146 -278
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,874 1,673 1,341 89.3% 71.5% -201 -534
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 527 467 389 88.5% 73.8% -61 -138
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,371 1,348 1,128 98.3% 82.3% -23 -242
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 440 433 364 98.4% 82.6% -7 -77
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 17 12 10 71.1% 56.2% -5 -8
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 0 0 0     0 0
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 519 437 350 84.2% 67.4% -82 -169
骨折(再掲) 119 107 94 90.5% 79.4% -11 -24
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 940 847 699 90.1% 74.4% -93 -240

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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