北部二次医療圏

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北部二次医療圏

唐津市/東松浦郡玄海町

北部二次医療圏の地域に関するコメント

北部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.68%となっています。佐賀県全体の人口減少率が約20.3%であり、佐賀県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、佐賀県の平均の増加率約6.36%に対して、増加率約-4.13%となっており、佐賀県で3番目に老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約1500人減少が予想されており、佐賀県で3番目に減少数が高いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約19.6%減少する予想なっており、呼吸器系や消化器疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

北部二次医療圏の人口推移(人)

北部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

北部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 8,745 8,656 8,505 8,294 7,895 7,481 7,029
増加率 100.0% 99.0% 97.3% 94.8% 90.3% 85.5% 80.4%

北部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は佐賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 8,745 8,294 7,029 94.8% 80.4% -451 -1,716
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 253 224 188 88.7% 74.6% -29 -64
Ⅱ 新生物 294 292 251 99.3% 85.5% -2 -42
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 505 492 423 97.4% 83.7% -13 -82
糖尿病(再掲) 246 248 221 100.9% 89.9% 2 -25
Ⅴ 精神及び行動の障害 249 219 183 87.8% 73.6% -30 -66
Ⅵ 神経系の疾患 147 147 122 100.3% 82.9% 0 -25
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 578 570 474 98.6% 82.0% -8 -104
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 127 117 93 92.2% 72.7% -10 -35
Ⅸ 循環器系の疾患 1,189 1,258 1,143 105.8% 96.2% 69 -46
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 150 164 160 109.4% 106.4% 14 10
脳血管疾患(再掲) 83 91 80 109.6% 96.3% 8 -3
Ⅹ 呼吸器系の疾患 736 622 518 84.5% 70.4% -114 -218
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,547 1,402 1,151 90.6% 74.4% -145 -396
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 435 394 333 90.7% 76.5% -40 -102
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,106 1,114 939 100.7% 84.9% 8 -167
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 355 355 299 100.1% 84.3% 0 -56
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 14 10 9 71.2% 59.9% -4 -6
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 0 0 0     0 0
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 433 372 306 85.9% 70.6% -61 -127
骨折(再掲) 97 90 80 93.0% 82.3% -7 -17
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 776 705 597 90.8% 76.9% -71 -179

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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