泉州二次医療圏

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泉州二次医療圏

岸和田市/泉大津市/貝塚市/泉佐野市/和泉市/高石市/泉南市/阪南市/泉北郡忠岡町/泉南郡熊取町/泉南郡田尻町/泉南郡岬町

泉州二次医療圏の地域に関するコメント

泉州医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.76%となっています。大阪府全体の人口減少率が約17.0%であり、大阪府の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、大阪府の平均の増加率約14.6%に対して、増加率約13.74%となっており、大阪府で最も老年人口の増加率が顕著となっています。しかし老年人口は約3万1千人増加が予想されており、最も増加数が多いと予想される大阪市医療圏(約123,000人)に次いで、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約5.2%減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

泉州二次医療圏の人口推移(人)

泉州二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

泉州二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は大阪府の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数(人) 53,637 54,991 55,349 54,755 53,379 52,277 50,833
増加率 100.0% 102.5% 103.2% 102.1% 99.5% 97.5% 94.8%

泉州二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は大阪府の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 53,637 54,755 50,833 102.1% 94.8% 1,118 -2,804
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,295 1,235 1,144 95.3% 88.3% -61 -152
Ⅱ 新生物 1,829 1,886 1,790 103.1% 97.9% 57 -39
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 150 133 120 88.4% 80.1% -17 -30
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 3,530 3,603 3,340 102.1% 94.6% 72 -190
糖尿病(再掲) 1,709 1,765 1,669 103.3% 97.6% 56 -41
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,686 1,554 1,321 92.2% 78.3% -132 -365
Ⅵ 神経系の疾患 1,114 1,250 1,162 112.1% 104.3% 135 48
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 3,208 3,169 2,965 98.8% 92.4% -38 -243
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 805 755 692 93.8% 85.9% -50 -113
Ⅸ 循環器系の疾患 7,145 8,203 7,960 114.8% 111.4% 1,059 815
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 997 1,217 1,207 122.0% 121.1% 220 210
脳血管疾患(再掲) 681 784 778 115.1% 114.3% 103 97
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,914 3,532 3,123 90.2% 79.8% -382 -791
肺炎(再掲) 20 15 16 76.0% 76.4% -5 -5
ⅩⅠ 消化器系の疾患 11,217 11,500 10,618 102.5% 94.7% 284 -599
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 2,095 1,972 1,752 94.1% 83.6% -123 -343
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 6,713 7,449 7,133 111.0% 106.3% 736 420
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,709 1,686 1,549 98.7% 90.6% -23 -160
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 149 124 97 83.0% 64.8% -25 -52
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 10 8 7 76.5% 64.2% -2 -4
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 30 23 22 76.9% 72.9% -7 -8
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 490 495 455 101.0% 92.9% 5 -35
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,022 1,939 1,708 95.9% 84.5% -84 -314
骨折(再掲) 743 803 726 108.1% 97.8% 60 -17
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 4,524 4,239 3,876 93.7% 85.7% -286 -648

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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