中河内二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

中河内二次医療圏

八尾市／柏原市／東大阪市

中河内二次医療圏の地域に関するコメント

中河内医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.09％となっています。大阪府全体の人口減少率が約17.0%であり、大阪府の中で人口の減少率が比較的高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、大阪府の平均の増加率約14.6%に対して、増加率約1.31%となっており、大阪府で最も老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約3千人増加が予想されており、最も増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約9.3％減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

中河内二次医療圏の人口推移(人)

中河内二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中河内二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は大阪府の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数（人）	51,328	52,362	52,094	50,777	48,927	47,746	46,555
増加率	100.0%	102.0%	101.5%	98.9%	95.3%	93.0%	90.7%

中河内二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は大阪府の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	51,328	50,777	46,555	98.9%	90.7%	-552	-4,774
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	1,219	1,142	1,054	93.7%	86.5%	-77	-165
Ⅱ　新生物	1,782	1,763	1,652	99.0%	92.7%	-18	-130
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	140	125	112	89.0%	79.7%	-15	-28
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	3,428	3,334	3,073	97.3%	89.6%	-94	-355
糖尿病（再掲）	1,684	1,638	1,536	97.2%	91.2%	-46	-148
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,580	1,458	1,240	92.3%	78.5%	-122	-340
Ⅵ　神経系の疾患	1,056	1,168	1,049	110.6%	99.4%	112	-6
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	3,087	2,931	2,732	95.0%	88.5%	-156	-355
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	750	691	635	92.2%	84.7%	-59	-115
Ⅸ　循環器系の疾患	7,021	7,619	7,183	108.5%	102.3%	598	163
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	982	1,138	1,079	115.9%	109.9%	156	98
脳血管疾患（再掲）	677	727	702	107.5%	103.8%	51	26
Ⅹ　呼吸器系の疾患	3,556	3,238	2,876	91.0%	80.9%	-318	-680
肺炎（再掲）	19	14	14	71.6%	74.6%	-5	-5
ⅩⅠ　消化器系の疾患	10,671	10,698	9,690	100.3%	90.8%	27	-981
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,975	1,830	1,632	92.7%	82.6%	-145	-343
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	6,597	6,881	6,462	104.3%	98.0%	284	-135
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,646	1,579	1,444	95.9%	87.7%	-68	-203
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	137	115	94	84.2%	68.6%	-22	-43
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	9	7	6	79.1%	68.1%	-2	-3
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	27	21	20	75.5%	73.6%	-7	-7
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	465	461	419	99.2%	90.1%	-4	-46
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,887	1,804	1,586	95.6%	84.0%	-84	-301
骨折（再掲）	707	744	661	105.2%	93.4%	37	-47
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	4,297	3,914	3,597	91.1%	83.7%	-384	-701

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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