南河内二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

南河内二次医療圏

富田林市／河内長野市／松原市／羽曳野市／藤井寺市／大阪狭山市／南河内郡太子町／南河内郡河南町／南河内郡千早赤阪村

南河内二次医療圏の地域に関するコメント

南河内医療圏の2045年時点での人口減少割合は約33.01％となっています。大阪府全体の人口減少率が約17.0%であり、大阪府の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、大阪府の平均の増加率約14.6%に対して、増加率約2.97%となっており、大阪府で最も老年人口の増加率が顕著となっています。しかし老年人口は約５千人増加が予想されており、最も増加数が多いと予想される大阪市医療圏（約123,000人）に次いで、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約14.1％減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

南河内二次医療圏の人口推移(人)

南河内二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南河内二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は大阪府の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数（人）	38,211	39,073	39,038	38,009	36,287	34,653	32,842
増加率	100.0%	102.3%	102.2%	99.5%	95.0%	90.7%	85.9%

南河内二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は大阪府の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	38,211	38,009	32,842	99.5%	85.9%	-202	-5,369
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	900	836	719	92.9%	79.8%	-64	-181
Ⅱ　新生物	1,335	1,338	1,181	100.2%	88.4%	3	-155
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	102	87	73	84.8%	71.1%	-16	-30
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,559	2,513	2,154	98.2%	84.2%	-46	-405
糖尿病（再掲）	1,254	1,249	1,091	99.6%	87.0%	-5	-163
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,148	1,001	783	87.2%	68.2%	-146	-365
Ⅵ　神経系の疾患	798	891	783	111.6%	98.1%	93	-15
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	2,298	2,193	1,897	95.4%	82.6%	-105	-401
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	551	499	424	90.7%	76.9%	-51	-127
Ⅸ　循環器系の疾患	5,322	6,032	5,459	113.3%	102.6%	710	137
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	746	916	851	122.8%	114.1%	170	105
脳血管疾患（再掲）	511	584	538	114.4%	105.5%	73	28
Ⅹ　呼吸器系の疾患	2,594	2,251	1,845	86.8%	71.1%	-343	-750
肺炎（再掲）	14	9	9	69.3%	63.0%	-4	-5
ⅩⅠ　消化器系の疾患	7,952	7,960	6,869	100.1%	86.4%	8	-1,084
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,454	1,305	1,074	89.8%	73.9%	-149	-380
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	4,957	5,402	4,796	109.0%	96.7%	445	-161
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,225	1,164	992	95.0%	81.0%	-61	-233
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	95	70	49	73.6%	51.4%	-25	-46
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	6	4	3	69.8%	52.7%	-2	-3
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	19	14	12	69.9%	61.6%	-6	-7
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	345	341	293	98.8%	84.8%	-4	-53
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,392	1,290	1,055	92.7%	75.8%	-102	-337
骨折（再掲）	528	563	475	106.6%	89.9%	35	-53
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	3,159	2,819	2,385	89.2%	75.5%	-340	-773

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

← 大阪府一覧を見る

事業承継Ｑ&Ａ