中部二次医療圏

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中部二次医療圏

宜野湾市/沖縄市/うるま市/国頭郡恩納村/国頭郡宜野座村/国頭郡金武町/中頭郡読谷村/中頭郡嘉手納町/中頭郡北谷町/中頭郡北中城村/中頭郡中城村

中部二次医療圏の地域に関するコメント

中部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約-4.6%となっています。沖縄県全体の人口減少率が約0.4%であり、沖縄県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、沖縄県の平均の増加率約58.9%に対して、増加率約69%となっており、沖縄県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約65千人増加が予想されており、沖縄県で2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約19.3%増加する予想となっており、循環器疾患や筋骨格系及び結合組織疾患・眼及び付属器疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

中部二次医療圏の人口推移(人)

中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は沖縄県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 20,781 21,958 22,828 23,796 24,370 24,710 24,794
増加率 100.0% 105.7% 109.9% 114.5% 117.3% 118.9% 119.3%

中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は沖縄県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 20,781 23,796 24,794 114.5% 119.3% 3,015 4,013
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 523 547 537 104.6% 102.8% 24 14
Ⅱ 新生物 765 918 979 120.0% 128.0% 153 214
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,113 1,320 1,393 118.7% 125.2% 208 281
糖尿病(再掲) 660 823 897 124.8% 136.0% 163 237
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,108 1,217 1,206 109.8% 108.8% 108 98
Ⅵ 神経系の疾患 519 669 775 128.9% 149.4% 150 256
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,250 1,563 1,717 125.1% 137.4% 313 468
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 312 349 349 111.8% 112.1% 37 38
Ⅸ 循環器系の疾患 2,345 3,057 3,435 130.4% 146.5% 712 1,090
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 312 417 471 133.6% 150.9% 105 159
脳血管疾患(再掲) 274 389 474 141.8% 172.9% 115 200
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,226 2,221 2,162 99.8% 97.1% -5 -64
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,649 3,934 3,864 107.8% 105.9% 285 215
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 700 762 779 108.9% 111.4% 62 80
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,980 2,483 2,715 125.4% 137.1% 503 735
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,147 1,337 1,395 116.6% 121.7% 191 248
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 71 60 57 85.3% 80.9% -10 -14
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 280 312 313 111.2% 111.6% 31 33
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 770 833 850 108.2% 110.4% 63 80
骨折(再掲) 70 92 106 130.5% 150.8% 21 36
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,024 2,215 2,266 109.4% 111.9% 191 241

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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