県南西部二次医療圏

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県南西部二次医療圏

倉敷市／笠岡市／井原市／総社市／浅口市／都窪郡早島町／浅口郡里庄町／小田郡矢掛町

県南西部二次医療圏の地域に関するコメント

県南西部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約14.4％となっています。岡山県全体の人口減少率が約16.0%であり、岡山県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岡山県の平均の増加率約5.8%に対して、増加率約9.0%となっており、岡山県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約18,200人増加が予想されており、2番目に増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約6.1％減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者が増加し、呼吸器系の疾患や消火器系の疾患の減少が予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

県南西部二次医療圏の人口推移(人)

県南西部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県南西部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岡山県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	39,109	39,682	39,755	39,300	38,360	37,585	36,718
増加率	100.0%	101.5%	101.7%	100.5%	98.1%	96.1%	93.9%

県南西部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岡山県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	39,109	39,300	36,718	100.5%	93.9%	191	-2,391
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	892	854	785	95.7%	88.0%	-38	-107
Ⅱ　新生物	1,264	1,300	1,237	102.9%	97.9%	37	-26
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	151	132	120	87.5%	79.4%	-19	-31
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,422	2,465	2,326	101.7%	96.0%	42	-96
糖尿病（再掲）	1,375	1,444	1,384	105.1%	100.7%	70	10
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,840	1,699	1,532	92.3%	83.2%	-142	-309
Ⅵ　神経系の疾患	731	857	833	117.3%	114.0%	126	102
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,633	1,697	1,596	103.9%	97.7%	64	-38
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	665	647	599	97.3%	90.1%	-18	-66
Ⅸ　循環器系の疾患	5,460	6,021	5,889	110.3%	107.9%	561	429
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	999	1,113	1,094	111.3%	109.5%	113	95
脳血管疾患（再掲）	435	551	570	126.8%	131.1%	116	135
Ⅹ　呼吸器系の疾患	3,927	3,589	3,242	91.4%	82.6%	-338	-685
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	7,238	7,131	6,567	98.5%	90.7%	-107	-671
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,004	921	825	91.7%	82.1%	-83	-179
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	4,322	4,626	4,381	107.0%	101.4%	303	58
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,593	1,540	1,432	96.7%	89.8%	-53	-162
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	75	60	53	79.6%	70.5%	-15	-22
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	559	551	507	98.7%	90.7%	-7	-52
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,806	1,745	1,600	96.6%	88.6%	-61	-205
骨折（再掲）	368	388	366	105.7%	99.7%	21	-1
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	3,525	3,465	3,195	98.3%	90.6%	-61	-331

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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