諏訪二次医療圏

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諏訪二次医療圏

岡谷市/諏訪市/茅野市/諏訪郡下諏訪町/諏訪郡富士見町/諏訪郡原村

諏訪二次医療圏の地域に関するコメント

諏訪保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.8%となっています。長野県全体の人口減少率が約23.1%であり、長野県の中で5番目に人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、長野県の平均の増加率約6.7%に対して、増加率約0.0%となっており、長野県で5番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は変化なしと予想されており、増加数が5番目に少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約19.1%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用をする患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

諏訪二次医療圏の人口推移(人)

諏訪二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

諏訪二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は長野県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 10,214 10,062 9,813 9,473 9,064 8,674 8,264
増加率 100.0% 98.5% 96.1% 92.7% 88.7% 84.9% 80.9%

諏訪二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は長野県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 10,214 9,473 8,264 92.7% 80.9% -741 -1,950
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 247 212 175 85.8% 70.9% -35 -72
Ⅱ 新生物 377 362 319 96.0% 84.5% -15 -58
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 10 8 6 84.8% 59.0% -1 -4
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 659 633 561 96.0% 85.1% -27 -98
糖尿病(再掲) 308 308 276 100.1% 89.7% 0 -32
Ⅴ 精神及び行動の障害 521 442 365 84.9% 70.1% -78 -155
Ⅵ 神経系の疾患 313 304 266 97.1% 84.9% -9 -47
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 416 393 340 94.6% 81.8% -22 -76
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 112 97 80 86.1% 71.0% -16 -33
Ⅸ 循環器系の疾患 1,580 1,688 1,553 106.8% 98.3% 107 -27
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 218 249 236 114.0% 108.1% 31 18
脳血管疾患(再掲) 191 224 211 117.5% 110.3% 33 20
Ⅹ 呼吸器系の疾患 807 656 547 81.3% 67.8% -151 -260
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,811 1,568 1,326 86.6% 73.3% -242 -484
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 257 213 177 82.9% 68.8% -44 -80
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,295 1,278 1,160 98.7% 89.5% -17 -135
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 432 406 350 94.0% 81.0% -26 -82
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 10 8 6 84.5% 64.7% -2 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 9 7 6 74.0% 61.0% -2 -4
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 37 27 22 72.8% 58.8% -10 -15
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 88 79 67 89.5% 76.9% -9 -20
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 408 365 308 89.3% 75.4% -44 -101
骨折(再掲) 126 119 101 94.5% 80.1% -7 -25
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 826 728 631 88.1% 76.3% -99 -196

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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