石巻・登米・気仙沼二次医療圏

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石巻・登米・気仙沼二次医療圏

石巻市/気仙沼市/登米市/東松島市/牡鹿郡女川町/本吉郡南三陸町

石巻・登米・気仙沼二次医療圏の地域に関するコメント

石巻・登米・気仙沼医療圏の2045年時点での人口減少割合は約40.06%となっています。宮城県全体の人口減少率が約22.5%であり、宮城県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、宮城県の平均の減少率約21.62%に対して、減少率約13.12%となっており、宮城県で最も老年人口の減少率が高い医療圏となっています。老年人口は約14,000人減少が予想されており、最も減少数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約11.8%減少する予想となっており、呼吸器系疾患や消化器疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービス利用患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

石巻・登米・気仙沼二次医療圏の人口推移(人)

石巻・登米・気仙沼二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

石巻・登米・気仙沼二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は宮城県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 21,717 21,221 20,242 19,168 17,846 16,460 15,029
増加率 100.0% 97.7% 93.2% 88.3% 82.2% 75.8% 69.2%

石巻・登米・気仙沼二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は宮城県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 21,717 19,168 15,029 88.3% 69.2% -2,549 -6,688
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 412 350 267 84.9% 64.7% -62 -146
Ⅱ 新生物 719 648 509 90.2% 70.9% -71 -209
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 27 19 12 71.4% 43.9% -8 -15
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,390 1,256 1,015 90.3% 73.0% -134 -375
糖尿病(再掲) 665 618 508 92.9% 76.4% -47 -157
Ⅴ 精神及び行動の障害 728 591 443 81.1% 60.8% -138 -285
Ⅵ 神経系の疾患 512 484 390 94.5% 76.1% -28 -123
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,058 933 727 88.2% 68.7% -125 -331
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 205 172 123 83.7% 60.2% -33 -82
Ⅸ 循環器系の疾患 3,575 3,483 2,948 97.4% 82.5% -92 -627
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 633 646 551 102.1% 87.1% 13 -81
脳血管疾患(再掲) 342 359 321 104.9% 93.9% 17 -21
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,598 1,225 882 76.6% 55.2% -373 -716
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,618 3,017 2,272 83.4% 62.8% -601 -1,346
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 655 511 364 78.1% 55.6% -144 -291
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,895 2,760 2,205 95.3% 76.2% -135 -690
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,276 1,147 899 89.9% 70.5% -128 -377
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 24 15 10 62.4% 40.1% -9 -14
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 204 182 144 89.4% 70.4% -22 -60
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 684 569 429 83.2% 62.8% -115 -255
骨折(再掲) 217 189 147 86.8% 67.7% -29 -70
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,135 1,804 1,390 84.5% 65.1% -331 -746

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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