釧路二次医療圏

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釧路二次医療圏

釧路市／釧路郡釧路町／厚岸郡厚岸町／厚岸郡浜中町／川上郡標茶町／川上郡弟子屈町／阿寒郡鶴居村／白糠郡白糠町

釧路二次医療圏の地域に関するコメント

釧路保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約37.72％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で6番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約7.43%となっており、北海道で7番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約5300人減少が予想されており、10番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約28.0％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

釧路二次医療圏の人口推移(人)

釧路二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

釧路二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	12,170	11,936	11,517	11,003	10,275	9,534	8,766
増加率	100.0%	98.1%	94.6%	90.4%	84.4%	78.3%	72.0%

釧路二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	12,170	11,003	8,766	90.4%	72.0%	-1,166	-3,404
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	296	243	184	82.2%	62.2%	-53	-112
Ⅱ　新生物	458	425	339	92.9%	74.0%	-32	-119
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	26	25	21	95.7%	81.1%	-1	-5
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	779	721	588	92.6%	75.4%	-58	-192
糖尿病（再掲）	382	360	296	94.2%	77.5%	-22	-86
Ⅴ　精神及び行動の障害	465	387	293	83.1%	62.9%	-78	-172
Ⅵ　神経系の疾患	372	392	328	105.5%	88.3%	21	-43
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	397	357	284	90.0%	71.6%	-40	-113
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	95	81	60	85.3%	63.6%	-14	-35
Ⅸ　循環器系の疾患	1,608	1,704	1,478	106.0%	91.9%	96	-131
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	229	259	233	113.0%	101.6%	30	4
脳血管疾患（再掲）	206	227	199	110.2%	96.7%	21	-7
Ⅹ　呼吸器系の疾患	934	717	531	76.8%	56.9%	-216	-402
肺炎（再掲）	13	9	7	72.3%	58.2%	-4	-5
ⅩⅠ　消化器系の疾患	2,065	1,699	1,288	82.3%	62.4%	-366	-777
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	614	488	363	79.6%	59.2%	-125	-251
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,422	1,437	1,183	101.1%	83.2%	15	-238
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	659	608	490	92.3%	74.4%	-51	-169
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	20	13	9	66.5%	45.3%	-7	-11
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	4	3	2	69.1%	47.5%	-1	-2
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	8	6	4	69.1%	47.0%	-2	-4
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	137	128	102	93.4%	73.9%	-9	-36
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	487	428	341	87.9%	70.0%	-59	-146
骨折（再掲）	155	157	134	101.3%	86.4%	2	-21
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	1,325	1,139	878	86.0%	66.3%	-186	-446

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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