東胆振二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

東胆振二次医療圏

苫小牧市/白老郡白老町/勇払郡厚真町/勇払郡安平町/勇払郡むかわ町

東胆振二次医療圏の地域に関するコメント

東胆振保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約24.88%となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約8.86%となっており、北海道で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約5200人増加が予想されており、北海道で4番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約13.1%減少する予想なっており、循環器疾患や消化器疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東胆振二次医療圏の人口推移(人)

東胆振二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東胆振二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 10,318 10,457 10,409 10,235 9,834 9,417 8,970
増加率 100.0% 101.3% 100.9% 99.2% 95.3% 91.3% 86.9%

東胆振二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 10,318 10,235 8,970 99.2% 86.9% -83 -1,348
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 261 236 198 90.1% 75.8% -26 -63
Ⅱ 新生物 378 388 341 102.7% 90.1% 10 -37
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 22 23 21 101.7% 93.3% 0 -2
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 646 652 586 100.9% 90.6% 6 -60
糖尿病(再掲) 317 327 297 103.3% 93.7% 10 -20
Ⅴ 精神及び行動の障害 402 368 308 91.4% 76.6% -35 -94
Ⅵ 神経系の疾患 305 355 322 116.3% 105.4% 50 16
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 333 329 288 98.8% 86.5% -4 -45
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 82 77 63 93.7% 77.5% -5 -18
Ⅸ 循環器系の疾患 1,302 1,518 1,433 116.6% 110.1% 216 132
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 185 232 226 125.3% 122.2% 47 41
脳血管疾患(再掲) 166 204 194 122.5% 116.5% 37 27
Ⅹ 呼吸器系の疾患 859 730 606 84.9% 70.5% -130 -253
肺炎(再掲) 12 10 9 77.3% 71.5% -3 -4
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,778 1,615 1,360 90.8% 76.5% -163 -418
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 543 477 396 87.8% 73.0% -66 -147
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,156 1,289 1,155 111.5% 99.9% 133 -1
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 550 563 501 102.3% 91.1% 13 -49
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 18 13 11 73.8% 59.6% -5 -7
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 4 3 3 78.2% 62.8% -1 -2
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 8 6 5 78.2% 61.7% -2 -3
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 114 118 102 103.3% 89.7% 4 -12
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 420 404 354 96.2% 84.3% -16 -66
骨折(再掲) 128 142 131 110.4% 102.0% 13 3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,134 1,071 916 94.5% 80.7% -63 -218

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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