東葛南部二次医療圏

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東葛南部二次医療圏

市川市/船橋市/習志野市/八千代市/鎌ケ谷市/浦安市

東葛南部二次医療圏の地域に関するコメント

東葛南部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約3.5%となっています。千葉県全体の人口減少率が約12.2%であり、千葉県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、千葉県の平均の増加率約22.2%に対して、増加率約33.7%となっており、千葉県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約134600人増加が予想されており、最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約9.3%増加する予想となっており、循環器系の疾患や筋骨格系及び結合組織の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東葛南部二次医療圏の人口推移(人)

東葛南部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東葛南部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は千葉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 81,797 85,468 87,497 88,342 88,225 88,975 89,410
増加率 100.0% 104.5% 107.0% 108.0% 107.9% 108.8% 109.3%

東葛南部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は千葉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 81,797 88,342 89,410 108.0% 109.3% 6,546 7,613
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,413 1,445 1,402 102.3% 99.3% 33 -11
Ⅱ 新生物 2,657 2,972 3,074 111.9% 115.7% 316 417
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 227 215 208 94.5% 91.5% -12 -19
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 4,480 4,920 5,022 109.8% 112.1% 440 542
糖尿病(再掲) 2,194 2,512 2,587 114.5% 118.0% 318 394
Ⅴ 精神及び行動の障害 2,306 2,252 2,106 97.7% 91.3% -54 -200
Ⅵ 神経系の疾患 1,221 1,400 1,430 114.7% 117.1% 179 209
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,816 3,147 3,226 111.7% 114.5% 330 410
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 1,224 1,274 1,288 104.0% 105.2% 49 63
Ⅸ 循環器系の疾患 7,879 9,864 10,535 125.2% 133.7% 1,985 2,656
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 939 1,228 1,314 130.7% 139.9% 289 375
脳血管疾患(再掲) 670 824 909 123.0% 135.7% 154 239
Ⅹ 呼吸器系の疾患 7,651 7,224 6,899 94.4% 90.2% -427 -752
肺炎(再掲) 30 25 24 86.1% 80.8% -4 -6
ⅩⅠ 消化器系の疾患 15,543 16,230 16,288 104.4% 104.8% 687 745
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 3,009 3,041 2,893 101.1% 96.1% 32 -116
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 13,425 15,286 16,104 113.9% 120.0% 1,861 2,680
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 3,078 3,270 3,287 106.2% 106.8% 192 210
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 59 52 48 87.0% 80.6% -8 -12
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 57 51 48 89.6% 83.8% -6 -9
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 117 103 96 87.7% 82.1% -14 -21
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 1,128 1,229 1,216 108.9% 107.8% 101 88
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 4,472 4,587 4,425 102.6% 98.9% 116 -47
骨折(再掲) 1,276 1,408 1,403 110.3% 109.9% 132 127
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 9,034 9,782 9,815 108.3% 108.6% 747 781

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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